Enhanced Character Edit SE
Modの説明
Skyrim Special Edition版ECEの紹介です。
結構自分の環境に合わせた記事なので、再度Modのインストール等を行った場合、直るかもと思っています。もし似たような環境であれば、参考にして下さい。また、開発者の丁寧な解説までありますので、今日の記事は紹介というよりはメモと思ってください。
Enhanced Character Edit(ECE)は、Legendary Edition版(LE版)で公開されているキャラクターメイクを拡張するModです。今回、Skyrim Special Edition版(SSE版)も公開されました。
まず、ECEをインストールする前に、SKSE64をインストールしてください。その後、ECEを導入します。NMMを使用する場合、インストーラーが起動し、いくつか選択することが出来ます。
NMM: 1ページ目
インストールする言語の選択です。英語版を日本語化したものであれば、キャラクターの名前が日本語でも問題ないようです。私は英語を使用しました。下のリンクは、同じ作者による、英語のSkyrim Special Editionを日本語にする方法についての解説です。
Skyrimshot
NMM: 2ページ目
YgNordを追加するか、と、RaceCompatibility.esmを使用するかの選択です。全部追加でいいんじゃないかなと思います。
NMM: 3ページ目
Bodysliderの拡張をするか。たぶん、メニューの右にある身体の身体のボーンをいじる設定の部分に関係していると思います。
NMM: 4ページ目
多分、◯◯Chargen.triや、〇〇head.tri等の選択をしているんじゃないかなと思います。チェックボックスをクリックすると右側の画像が変わりますので、こっちの方が良いなと言う方を選んで下さい。
顔に丸みを出す、吸血鬼の時の顔の形を通常のものにする、スライダーの幅を2倍にし、さらにスライダーの移動を2倍にするかどうか、最後は、頂点編集中のUV Mapの解像度を2048にするかどうか、です。
UV Mapの解像度を2048にする場合、SKSE.iniに次のような文章を加える必要があります。ちょっと色々試してみたのですが、、まだSKSE64対応していないのか、単に私の導入方法が悪いのか、上手く行きませんでした。上手くいかない場合は、低解像度のUV Mapを使用して下さい。
SKSE.iniに追加
- [Display]
iTintTextureResolution=2048
NMM: 5ページ目
USLEEPを使用するかどうかです。これは使うで良いと思います。
ゲーム内での機能
残念ながら、F1を押しても、顔のNIFデータは出力できませんでした。必要なdllファイルがまだないようです。
F1でNIFデータの出力
Legendary Edition版との互換性
最初に注意点です。顔のデータを移行する場合、事前に顔に関係あるテクスチャを同じにして下さい。当然ながら、これが異なると、全く異なる顔になります。
LE版のECEは、Slotに顔のデータを保存することが出来ます。このデータは、ドキュメントフォルダにある次のフォルダの中に”.slot”と言うファイルとして保存されます。
Documents\My Games\Skyrim\CME_save
SSE版でも、同じようにドキュメントフォルダにある以下のフォルダの中に”.slot”ファイルとして保存されていました。
Documents\My Games\Skyrim Special Edition\CME_save
セーブデータの名前は、”_1_commonTriRaces.slot”の様になっています。”1″の部分がECEでセーブする時の、Slotの番号です。
ファイルの移植を試したところ、LE版とSSE版のslotファイルの互換性はありました。ただし、LE版は、ECEE – RANs Enhanced Character Edit Enhancerのバージョン1.4.6が必要だろうと思われます。スライダーの数が全く異なるためです。
紹介記事: ECEE – RANs Enhanced Character Edit Enhancer
ECEEの1.4.6は、その前の1.4.5とエルフで互換性がないっぽい?ので、私は古い方を使っています。そのせいで、今回のSSE版のECEとのデータのやり取りで、スライダー分データが不足します。エルフ以外の種族では、ENB等の違いから印象が変わると言うことはありますが、(たぶん)同じ顔になります。試しに、LE版で作成したインペリアルの顔を、SSE版で表示してみると、こうなります。
LE版のデータをSSE版で再生
LE版のデータをLE版で再生
比較とは言っても、おま環なんですが、ENBの違いから影の付き方が異なります。その分を考慮しても、同じ顔だとわかります。ECEE1.4.6の環境で作った顔であれば、LE版からSSE版へslotデータを移しても、問題なく使えると思います(たぶん)。私みたいに、古いECEEを使っている人は、さてどうしたものか、、、と悩むかも知れませんが、LEのECEEをバージョンアップして頑張ってください。
おまけ
もう一度書きますが、私のLE環境は、ECE1.4+ECEE1.4.5です。SSE版は、ECE1.5b2です。SSE版で作った顔を、一度LE版に持っていって、再度LE版でセーブします。その後、SSE版で比較すると、こうなります(面倒くさい比較)。
SSE版でセーブしたデータ
LE版でセーブしたデータ
眉毛と、唇の幅(とがり具合)が異なります。これはECEE 1.4.6で追加されたスライダーのデータが存在しないためです。LE版とSSE版を併用したい場合は、LE版のECEEのバージョンを1.4.6にする必要があると思います。
Mod作者のサイト: キャラメイク拡張mod Enhanced Character Edit
ダウンロードサイト
Skyrim Special Edition Nexus: Enhanced Character Edit SE: by ECE team
必要なもの: Skyrim AE / SE版
SKSE 公式
SKSE64のインストール方法
- 解凍したファイルにある、.dllファイルと.exeファイル、scrフォルダを、”SkyrimSE.exe”および”SkyrimSELauncher.exe”と同じフォルダにコピーしてください。通常は、以下の場所にあります。
- Steam\steamapps\common\Skyrim Special Edition
- Steam\steamapps\common\Skyrim Special Edition
- 解凍したファイルの”Data”の中にある.PEXファイルを全てSkyrimSEの”Data\Scripts”にコピーしてください。
- もしModを作成する場合、”Data\Source\SKSE”にある.pscファイルを、SkyrimSEの”Data\Source\Scripts”にコピーしてください。
- ”skse64_loader.exe”からSkyrimSEを起動してください。
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