Dynamic Interior Ambient Lighting (DIAL)
Modの説明
屋内の光の設定を変更して、より綺麗な状態に変更するModの紹介です。Skyrim AEとSkyrim SEのModです。
今日のModは、屋内 / Interiorの光の設定を変更するModです。Skyrimでは、屋外 / Exteriorと屋内 / Interiorで分かれています。屋外は、町の外の広大なマップ全体の他に、町自体も屋外扱いになっています。一方で、屋内は、それ以外の場所です。城の中、家の中、ダンジョンの中のように、大体の閉じた狭い空間のことを指します。
今日のModは、屋内の、光の設定、フォグ等の光の拡散の設定、天候の設定を変更することで、バニラにある変な感じ(と言うしかないのですが)を修正するModです。
Modで変更される点は以下の通りです。
CellのSkyLightingを利用するかどうか、Ambient Lightの色、Directional Lightの色、Specular Lightの色、Fogの色と強さ、Volumetric Lighting、室内の天候
バニラの状態では、陰影を強調するため、この辺りの設定が極端なものになっていたり、色が強めになるように設定されていたりします。今日のModで変更されている場所のうち、ホワイトランのバナードメアを調べてみました。下の画像は、xEditで調べたバナードメアの設定です。
xEditで調べたバナードメアの設定

左がSkyrim.esmの設定(バニラの設定)、真ん中がハースファイアの設定、右が今日のModの設定です。変更されている部分だけ表示しています。
変更されているのは、Ambient Color(空間全体の光の色合い)、Directional Color(屋内ですが、時間で変化する向き付きの光)、Fogの色(奥行で起こる光の拡散具合?)です。Ambient Colorは、さらにXYZ+-軸に対してそれぞれ色を変化させることが出来ます。
Directional Lightは、スカイリムでは、方向(XYZ軸の+-)ごとに、色が設定されていて、これによって光の陰影を表現しています。正直、あんまりうまく出来ていないと言う印象です。
この辺りの変更は、概ね弱すぎる光は強くなり、向きによる差異がなくなっています。色自体は、何とも言えませんが、暗い黄土色っぽくなっています。
また、屋内も天候の設定がありますが、この点も変更されています。Modで追加された天候の設定に変更されています。
この部分の設定はCreation Kitで変更することができませんので、xEditで一つずつ変更したようで、非常に労力のいる作業だったのではないでしょうか。
私の現状のプレイ環境だとReshadeを外すことができませんので、このReshadeのみの状態をバニラ設定と言うことにします。この状態だと、今日のModを入れてもあまり変化が見えないのですが、暗い部屋の中だと暗さが強調されているのかなと言う印象です。
この画像は、マルカルスのアンダーストーン砦の中です。上が、今日のMod「DIAL」を入れた状態で、下の画像がバニラの状態です。暗い部分が、より暗くなっています。
マルカルス: DIALあり

マルカルス: DIALなし

次の画像は、Enhance Lights and FXと併用したものです。上が、DIALありで、下がDIALなしです。画像はわかりやすいものを選んだからで、他の画像だと差がわからんと言うことも多かったですね。
ブルーパレス: DIALあり

ブルーパレス: DIALなし

ウィンターホールド大学: DIALあり

ウィンターホールド大学: DIALなし

と言う感じでした。入れると、部分的に変わってることがわかると言う感じのModでした。光源そのものを変更するわけでもなく、シェーダーの設定を変更するわけでもないので、入れても問題が起こらなさそうな印象でした。また、ESLフラグもついていましたので、Modの上限問題にもあまり関係ないと思います。
個人的には、Ambient ColorのDirectionalのバニラの設定はダメだろうと思っていた方でしたので、今日のModは使えると思いました。
ダウンロードサイト
Skyrim Special Edition Nexus: Dynamic Interior Ambient Lighting (DIAL): by isoprophlex

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